戦国時代用語辞典


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合印 【あいじるし】
戦場で敵味方の区別をつけるためにつけた印。
同じ襷(たすき)を使う、同じ字を服にいれるなど方法は様々。
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足軽 【あしがる】
物頭に指揮される徒歩の雑兵。槍組、弓組、鉄砲組などがあった。
  [ 関連 ] → 物頭
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小豆坂七本槍 【あずきざかななほんやり】
織田信秀が今川勢と戦った「第一次小豆坂合戦」において活躍した織田家の武将。
織田信光、織田信房、佐々勝道、佐々孫介、中野重吉、下方貞清、岡田重能の七人のこと。
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敦盛 【あつもり】
「人間五十年、下天の内をくらぶれば夢幻のごとくなり。(人の一生はせいぜい50年。その50年も下天(六欲天の最下位)においては1日にしかあたらないのである。まことに夢幻のようなものだ。)一度生を得て、滅せぬもののあるべきか・・・」という、信長が好んだ一節が有名。
これは幸若舞の「敦盛」で、能の「敦盛」とはまた別である。ちなみに、敦盛とは源平時代の平清盛の甥の平敦盛のことで、一ノ谷合戦において16・7歳という若さで熊谷直実に討たれている。
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一族 【いちぞく】
血縁や親族関係にある者。
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一領具足 【いちりょうぐそく】
土佐の長曾我部氏に仕える半農半兵の身分の低い武士のこと。
平時の農耕作業にも一領(ひとそろい)の具足を常備していたことから、こう呼ばれた。
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移封 【いふう】
豊臣秀吉・徳川家康ら天下人が行った、大名の領地を他の地域に移動させること。(=国替え・移封)
  [ 関連 ] → 国替え  転封
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印判 【いんぱん】
現代でいう印鑑。正式な文書には署名と花押をいれるのが基本だが、略式として印鑑が使われた。
織田信長が使用した「天下布武」の印判が有名。
  [ 関連 ] → 花押
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馬揃え 【うまぞろえ】
各軍の訓練度などを検閲する閲兵式。織田信長は自軍の勢威を周囲に示す意味でも使用した。
軍事パレード。
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馬廻 【うままわり】
馬上の大将の周囲を固め警護する役の騎馬の武士。
親衛隊のような者で、大将の子飼いの武将などで後に出世した者は馬廻出身が多い。
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烏帽子 【えぼし】
成人した男子のかぶり物のこと。
  [ 関連 ] → 烏帽子親
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烏帽子親 【えぼしおや】
男子の元服の際に、仮親となり烏帽子をかぶせる人のこと。
  [ 関連 ] → 烏帽子
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大手 【おおて】
城の表門、正門のこと。または、敵の正面から攻めること。
  [ 関連 ] → 搦手
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